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胃腸科・消化器内科

胃腸科・消化器内科とは

胃腸科・消化器内科では、幅広い内科疾患のうちでも胃腸科・消化器内科における症状や疾患を専門的に扱っております。主に、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸のほか、肝臓・胆のう・膵臓・脾臓における症状や疾患を診療しております。

当クリニックの胃腸科・
消化器内科の主な診療内容

  • 胃痛
  • 胃炎
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 逆流性食道炎
  • 胃ポリープ
  • 大腸ポリープ
  • 胃アニサキス症
  • 便秘
  • 下痢
  • 感染性胃腸炎
  • 炎症性胃腸炎
  • 過敏性腸症候群
  • 胆石
  • 胆嚢ポリープ
  • 胃がん
  • 食道がん
  • 大腸がん
  • 膵炎
  • 脂肪肝
  • 肝機能障害
  • ウイルス性肝炎
  • 血便

など

胃アニサキス症

アニサキスとは、魚介類に生息する寄生虫の一種です。体長約15mmで白い糸状の形をしています。胃アニサキス症は、アニサキスが生息している魚介類の生食などで感染します。軽度の腹痛から激しい腹痛、下痢、腸閉塞に至るまで症状は様々です。アニサキスは、体内に入ると約1週間程度で死滅しますが、内視鏡によって除去することもできます。アニサキスを除去すればすぐに苦痛症状が治まります。アニサキスが見つかりやすい魚は、サバやサケ、イカ、イワシ、サンマ、タラ、ホッケなどです。魚介類を食べた後に急激な腹痛に襲われた場合は、ご相談ください。

胃ポリープ症

胃にポリープがあっても自覚症状がほとんどないため、検診や人間ドックで胃のポリープを指摘されて初めて分かることが多々あります。この場合、胃カメラ検査を行ってポリープの組織の一部を採取して病理検査に出すことができます。このため、人間ドックなどのバリウム検査で胃ポリープがあると指摘された場合には、胃カメラ検査を受けることをお勧めしております。

下痢

下痢症状を起こす原因に多くみられるのは、感染性胃腸炎です。その他、過敏性腸症候群や炎症性腸症候群も疑われます。下痢が長引く場合には、その他の疾患の可能性も考えられます。このため、長引く下痢症状がある場合には、早めに大腸カメラ検査を受けることをお勧めしております。

感染性胃腸炎

ウイルスや細菌に胃や腸粘膜が感染することで起こる胃腸炎です。主な症状は、腹痛・下痢・吐き気・嘔吐などが現れます。下痢症状が長く続いている場合には、水分補給をしっかりと行うことで脱水症状になることを防ぎます。主な治療方法は、胃腸薬や整腸剤、吐き気止め薬などを用いる投薬治療です。下痢止め薬は、逆にウイルスや細菌が体外に排出できなくなってしまうため、自己判断で使用することは避けてください。

食道がん

食道の細胞が、がん化した状態です。食道がんになりやすいとされるのは、喫煙や飲酒習慣がある方、熱い食べ物や飲み物を好まれる方、女性よりも男性が多いとされています。食道がんの初期は自覚症状がほとんどないため、定期的に内視鏡検査を受けることで早期発見が可能となります。また、食べ物を飲み込みづらい、食べづらいなどの症状がある場合には、食道がんの可能性があるため、なるべく早めに内視鏡検査を受けてください。

胃がん

胃がんは、早期発見・早期治療を行えば完治が可能な疾患です。ただし、胃がんの初期は自覚症状がないため、定期的に胃カメラ検査を受けることが重要です。胃がんの発症リスクが高いのは、ピロリ菌感染です。ピロリ菌に感染することで、胃粘膜に炎症が起きたり、腸上皮化生が起きたりします。これによって胃がんの発症リスクが高くなってしまいます。このため、ピロリ菌に感染している場合にはピロリ菌の除菌治療を行う必要があります。ただし、ピロリ菌除菌治療を行っても完全に胃がんの発症リスクがなくなったわけではありません。除菌後も継続して定期的な胃カメラ検査を受けることが重要です。当院では、胃がんの早期発見・早期治療に注力しております。

大腸がん

大腸ポリープは大腸がんの前がん病変です。このため、大腸カメラ検査でポリープが見つかった場合はその場で切除治療を行います。そのほか、便秘や肥満、糖尿病、便潜血検査陽性、炎症性腸疾患のある方などは、大腸がんの発症リスクが高いため、定期的に大腸カメラ検査を受けることをお勧めしております。大腸ポリープは、その大きさや形状によって切除方法が変わりますが、いずれも小さいうちに切除することが重要です。ポリープががん化した状態で見つかった場合でも、早期段階であれば内視鏡切除手術で完治できます。

胆石・胆のうポリープ

胆石や胆のうポリープは、腹部エコー検査で確認できます。特に、脂っこい食事をした後、右腹部に痛みが生じる場合は、胆石や胆のう炎が考えられます。胆のうポリープは自覚症状がないため、検診などで指摘された場合には定期的に腹部エコー検査を受けることをお勧めしております。その他、CT検査やMRI検査などを行うことで胆のうがんなどを調べることができます。

ウイルス性肝炎

肝炎ウイルスによる肝障害を指します。発症の頻度が高いのは、B型肝炎やC型肝炎ですが、A型肝炎やE型肝炎もみられることがあります。当院では、HCV抗体陽性の精査を行っております。なお、院長は肝臓専門医の資格を取得しており、インターフェロンフリーの内服薬によるHCV治療(マヴィレット)も経験がありますので、検診などでHCV抗体陽性を指摘された方は、どうぞご相談ください。

膵炎

急性膵炎を起こした際は、腹痛の有無と腹部エコー検査で異常が確認できるか、血液検査でアミラーゼ(酵素)の上昇を確認できるかどうかが非常に重要です。重症の場合は、迅速な処置が必要となります。

当クリニックの胃腸科・
消化器内科の特徴

当院には、消化器疾患専門医・肝臓疾患専門医・内視鏡専門医・がん治療認定医・ピロリ菌感染症認定医など、豊富な経験と高い知識のある「おなかのスペシャリスト」による検査及び治療を行っております。また、最新の医療機器の導入によって精緻な検査と的確な治療を提供しております。検査の結果、入院加療が必要な場合や精密検査が必要な場合には、連携する高度医療機関をご紹介しております。

血液検査でわかる病気

  • 貧血や炎症の数値
  • 肝障害の有無
  • 膵臓酵素の異常の有無
  • 膵臓の炎症の有無
  • がん腫瘍マーカー

など

腹部エコー検査でわかる病気

  • 肝臓・膵臓・胆のうの疾患
  • 肝機能障害の原因
  • 脂肪肝
  • 肝嚢胞
  • 肝腫瘍
  • 胆のう炎
  • 胆のうポリープ
  • 膵嚢胞
  • 膵臓がん
  • 膵炎
  • 水腎症

など

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)でわかる病気

  • 食道から十二指腸までの病気
  • 大腸、直腸、盲腸の病気
  • 痔などの肛門の病気

など

お腹の症状や健診で異常を
指摘された方はお気軽に
ご相談ください

以下のように、便通異常などお腹の慢性的な症状でお悩みの方や定期健診などで指摘された方などは、お気軽にご相談ください。

  • 胃痛
  • 腹痛
  • 便秘
  • 下痢
  • 胃もたれ
  • 胸焼け
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • げっぷ
  • 胃酸の逆流
  • 検診で肝臓や膵臓の数値が高かった
  • 検診で胆石や胆のうポリープなどの指摘を受けた
  • 便潜血検査陽性の結果が出た
  • 検診のバリウムで異常があった
  • ピロリ菌陽性だった
  • 血便やタール便が出た

など